『エギングロッド』高い竿と安い竿の価格の違い|いくら出せば満足できる?

エギングタックル

こんな疑問を解決します

 

悩んでいる人
・エギングロッドの価格の違いは何?詳しく解説してほしい

・結局いくら出せば満足できる?

この記事はエギングロッドの価格の違いを詳しく解説しており、後悔しないエギングロッド選びができるようになります。

記事の信頼性

 

くまつり
どうも、釣り歴20年のくまつりです。

今まで使ってきたエギングロッドは30本以上です。(主にDAIWA・SHIMANO・YB・OLYMPIC)

エギングロッドの値段はピンキリで、最安は約3千円、最高はナント10万円を超えます。

これだけ価格差があると、性能差はどれくらいなのか?いくら出せば満足できるか?気になりますよね。

実際に3千円〜10万円のロッドを使った経験をもとに早速解説していきます。

いくら出せば満足できる?

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のんびり釣りをする人

釣果にこだわらない方

入門モデル(3,000円~)で満足できます。

「エギングそのものを楽しみたい」のであれば、お金をかけて道具を揃える必要はありません。

大量のアオリイカ

釣果にこだわる方

中級モデル(20,000円~)で満足できます。

「釣れないと面白くない」のであれば、エギングに必要な性能を備えている中級モデルが必要です。


「ロッドの価格の違い」と「なぜ中級モデルがエギングに必要な性能を備えているのか?」を解説していきますね。

エギングロッドの価格の違い|素材

カーボン

釣り竿

カーボン

髪の毛の10分の1の細さのカーボン繊維が集まり、カーボンシートになります。

そのカーボンシートとレジンという接着剤が合わさってロッドが作られます

ダイワのカーボンを例に画像で解説していきますね。

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ノーマル

通常カーボン

通常カーボン 画像引用:DAIWA

通常のカーボンです。

HVF

HVF

HVF

パワフルなカーボン。磯竿などにも使われます。

SVF

SVF

SVF

軽さ・パワー・スリム化されたカーボン。ルアーロッドや渓流竿などにも使われます。

SVF-COMPILE-X

SVF-COMPILE-X

SVF-COMPILE-X

カーボン密度高め。最上級モデルにのみ使われています。


レジンが少ないほどカーボンの密度が上がり軽量化されるので、操作性・感度が高くなります

実際にどのモデルに使われているか見てみましょう。
くまつり

DAIWAエギングロッド:カーボン使用例

リバティクラブ
(入門モデル)
通常カーボン
エメラルダスX
(入門モデル)
通常カーボン
エメラルダスMX
(中級モデル)
HVFナノプラス
エメラルダスAIR AGS
(上級モデル)
HVFナノプラス
エメラルダスSTOIST
(最上級モデル)
SVFナノプラス

※ナノプラスとは、通常バラバラに並んでいるカーボンを均一化する技術です。均一化されることでより高性能になり、ひずみのない強いロッドが出来上がります。

カーボンまとめ

中級モデルのMX・上級モデルのAIR AGSには同じHVFが使われていて、最上級モデルのSTOISTのみSVFが使われています。

ガイド(リング)

ガイド

ガイド(リング)

輪っかのことを「リング」

リングを含めた糸を通す部品ひっくるめて「ガイド」と呼びます。

リングの種類(価格・特徴)

価格 特徴
ハード 安値 安いが、傷つきやすい
SIC 中間 硬度はダイヤモンドの次。放熱性が高い
トルザイト 高価 SICより軽く、SICに近い硬さ
AGS 高価 DAIWAオリジナル。カーボン製でとても軽く、高感度

ガイド(リング)まとめ

基本的に10,000円以上のロッドはSIC・トルザイトが使われています。

どちらが優れているというよりも、ロッドのコンセプトに合わせて使い分けられています。

エギングロッドの価格の違い|製法

カーボンの巻き方

一般的に、ロッドはカーボンを「縦と横の2方向」に巻いて作られています。

ダイワの場合は「X45」という特別な技術が使われており、「縦・横・斜めの3方向」にカーボンが巻かれています。

カーボンの巻き方 DAIWAのX45

カーボンの巻き方 DAIWAのX45

ロッドはねじれることで、カーボンシートの繊維がミクロン単位(1ミリの1000分の1)ズレます。

このごくわずかなズレが操作性やパワーに影響を及ぼしていますが、ロッドの価格が上がるとX45のようなねじれを防ぐ製法が採用されています。

DAIWAエギングロッド:カーボンの巻き方

リバティ(入門) 通常
X(入門) 通常
MX(中級) X45
AIR AGS(上級) X45
STOIST(最上級) X45

カーボンの巻き方まとめ

中級モデルのMXからX45が使われていますね。

ロッドのつなぎ目

エギングロッドは2本つなぎ合わせて1本のロッドとして使いますが、そのつなぎ目の精密さがパワー・レスポンス・感度に影響します。

DAIWAの場合は「V-JOINT」と呼ばれる技術を使っています。

V-JOINT

ロッドのつなぎ目 DAIWAのV-JOINT

DAIWAエギングロッド:つなぎ目

リバティ(入門) 通常
X(入門) 通常
MX(中級) 通常
AIR AGS(上級) V-JOINT
STOIST(最上級) V-JOINT

つなぎ目まとめ

上級モデルのAIR AGSからV-JOINTが使われています。

製法一覧

DAIWAのエギングロッド :製法一覧

カーボン カーボンの巻き方 つなぎ目
リバティ(入門) 通常 通常 通常
X(入門) 通常 通常 通常
MX(中級) HVFナノプラス X45 通常
AIR AGS(上級) HVFナノプラス X45 V-JOINT
STOIST(最上級) SVFナノプラス X45 V-JOINT

製法まとめ

中級モデルのMXは入門モデル寄りの価格で上位・最上位モデルの技術も使われているので、いかにコストパフォーマンスに優れているか分かりますね。

コスパが高いエギングロッドは『決定』コスパ最強のおすすめエギングロッド2選!で解説しています。

エギングロッドの価格の違い|性能

価格の違いで変わる4つの性能

  • 感度(最重要
  • 軽さ
  • パワー
  • バランス

中でも1番重要な「感度」について解説していきます。

入門モデル

入門モデル(3,000円〜10,000円前後)は

感度が低く潮の流れ・エギの位置・着底・地形・アタリが分かりにくいです。

悩む人

入門モデルのエギングロッド

初心者の時期はラインの変化でアタリをとれないので、テンションフォールを多く使うと思います。

しかし入門モデルはテンションフォールでラインがピンと張っていても、手に伝わってくる情報量はわずかです。

「釣果は気にしないい!エギングを試しにやってみたい!」という方は全く問題ないですが、釣果にこだわるなら選択肢に入りません。

くまつり
上級者が安いエギングロッドを使っても釣れるのは、足りない性能を経験で補っているからです。

中級モデル

中級モデル(20,000円前後)は

エギングに必要な感度がありつつ、入門モデル寄りの価格です。

理解した人

中級モデルのエギングロッド

入門モデルにプラス10,000円ほどで性能がハネ上がり、手に伝わる情報量が大きく変わってきます。

潮の流れ・エギの位置・着底・地形が分かるようになり、アタリが取れるので釣果が良くなります。

くまつり
初心者に足りない経験を、ロッドの性能が補ってくれるということです。

上級・最上級モデル

上級・最上級モデル(40,000円~)は

中級モデルよりロッドバランスが良く、感度が少し高いです。

喜ぶ人

上級・最上級モデルのエギングロッド

しかし、中級モデルと上級・最上級モデルで釣果に差はでません

助手ちゃん
どこに差がでますか?

それはロッドバランスとデザインです。
くまつり

ロッドバランスの良さは、釣りのしやすさを上げてくれます。

竿によっては手と一体化したような感覚があり、思うままに動かすことができて、長時間しゃくっても疲れにくくなります。

エギングロッドの価格の違い|デザイン

DAIWA エメラルダスSTOIST RT

SHIMANO Sephia LIMITED

ダイワとシマノの最上級モデル2本を並べてみましたが、めちゃめちゃカッコイイですね。

価格が上がるほどデザイン性も高くなっていきますし、デザインの良さは所有欲を満たしてくれるはずです。

満足度は人によって変わる

釣りを始めたばかりの人に「入門モデル」と「最上級モデル」のエギングロッドを渡したとします。

ほとんどの人が、違いは「軽さ」くらいしか感じられないはずです。これは初心者の場合"まだ"感じられる情報が少ないからです。

エギングに慣れて、釣果を求めステップアップしていくほど、最初は分からなかった道具の性能に気付いていきます。

まとめ

  • 入門モデルは、釣果を気にしない人向け
  • 中級モデルは、高性能・低価格でコスパ最強
  • 上級・最上級モデルは、釣りのしやすさを追求する人向け

釣果にこだわるなら、中級モデル以上のエギングロッドをおすすめします。

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